2014年 02月 19日
8:10 ジャンプ! |
うっすらですが、お姿が見えます。
さて、明日に日付が変わってすぐ、五輪フィギュア女子ショートが始まります。
浅田真央ちゃんの絶対金メダルを応援します。
特筆すべきは、前回バンクーバー五輪で跳ばなかった(跳べなかった)
トリプルサルコウやトリプルルッツを含め、
6種類のジャンプすべてに挑むことです。
真央ちゃんは今回のオリンピックを集大成と位置づけています。
だから、結果にかかわらず、
跳べなかったジャンプに悔いを残したくないとの思いから、
この選択をしたのではないでしょうか。
フィギュアスケートに限らず採点競技は運不運がつきまといます。
審判員の主観にも左右されます。
また、度重なるルール改正(改悪)で日本人選手は不利を蒙ってきました。
前回のバンクーバー。
フィギュア男子で金メダルのライサチェクはプルシェンコや高橋大輔のように、
4回転ジャンプには挑みませんでした。
ゆえに、プルシェンコは銀メダルの表彰台に上がる際、
金メダルの台を踏み越えるという露骨な批判をして見せたほどです。
一方の女子。
キム・ヨナは真央ちゃんが得意とするトリプルアクセル
の大技はもともと持っておらず、
代わりにコンビネーションジャンプで高得点を得ました。
そうなのです、前回五輪はジャンプが軽んじられた大会だったのです。
今回の大会では、ジャンプに対する得点がアップしましたが、
それでもキム・ヨナがコンビネーションで攻めてくれば、
やはり前回同様、高い得点が得られます。
真央ちゃんのトリプルアクセルや羽生君の4回転のように、
大技一発ドーンでなくても。
でも、それじゃあ前回五輪のリピートです。
面白くもなんともありません。
真央ちゃんは前回はできなかったこと、
一番の武器であるトリプルアクセルをはじめ
誰も成し遂げられなかった6種類すべてのジャンプを跳んで、
競技人生を締めくくろうとしているのです。
集大成にして、新しい挑戦。
キム・ヨナとは違うのです。
リスク覚悟でジャンプに懸ける真央ちゃん。
心から応援しないわけにはいきません。
15歳のリプニツカヤにも負けられません。
トリノ五輪開幕時には同じ15歳になっていたのに
真央ちゃんは出場すらできませんでした。
改めてすごいと思ったのは安藤美姫です。
彼女だけが男子と同じ4回転サルコウを跳んだのです。
オリンピックで真央ちゃんがトリプルアクセルを、
ミキティーが4回転サルコウを鮮やかに決めるところを見てみたかったです。
by Fujisan0927
| 2014-02-19 08:22