おはようございます。
カッパちゃんのPCを置いてってくれたので、
更新できました。
ちょっと落ち込んでいます。
そんなときにも力をくれるのが富士山。
久しぶりにクリアに美しいです。
日本一と言われる不妊治療専門病院の話を聞いてきました。
ここでダメだったら仕方ないな…
と思わせる納得いく説明でした。
5カ月待ち状態が普通。
奇跡的にも直近に
初診が受けられる日があったのですが…
逡巡していると、
あっという間に別の人が予約してしまいました。
人気コンサートのチケット争奪戦並み。
現在、別に治療を受けている病院があり、
そこではまだ体外受精を行なってもいないし、
まず、現行の病院でやるだけやってみようと思ったからです。
でもそこは総合病院ゆえ、土日祝日は休診。
もしそこが排卵日に当たっていたら、
ベストなタイミングを逃すことになるかもしれません。
くだんの専門病院は、
いつでも体外受精を行なえるよう土日もやっています。
そして症例の多さは群を抜きます。
不妊治療、ドクターの腕前もさることながら、
培養士の力量がものを言います。
そういうことを考えたら、
絶好の機会を逸したのかもしれない。
カッパちゃんは、
私が即決しなかったことを
心でため息をついて失望しているのではないか。
やさしいから何も言わないけど。
そんなこんなで、へこんでいたのです。
体外受精。
普通なら生まれてこない
命を生み出すことです。
その覚悟がなかったというか、
精子にも卵子にも
まったく問題ないと言われていたから、
自然妊娠するものと思っていました。
つい、うん、ほんの少し前まで。
それが誤りだということを専門病院は言っていました。
問題のないカップルに子どもができないなら、
即、体外受精を行なうべきだと言うのです。
「のんびり構えすぎていたのかなあ」
と思ってトボトボ帰ってくると、
いつものニャンコがいつもの場所で丸まっていました。
6年前までは、
別の場所(駐車場)にいたのですが、
コンビニができて、
そこの段ボール置き場に移ってきました。
定員さんから毎日エサをもらっています。
野良が安住の地を得たようです。
メスです。
自分とはまったく似ていない
白と黒が混じった子どもがいます。
一緒にいたり、何日も離れていたり。
自然に逆らわずに生きています。
初めて、この猫をうらやましいと思いました。
「子は親を選べない」
は真理だと思います。
現代のように、考えた末に、
人工的なことまでして確信的に
妊娠、出産に至ったなら、
生まれてくる命を、
全身全霊をかけて守り育てなければなりません。
過保護にするという意味ではなく。
若かりし頃。
「蜃気楼ゆらめくシルクロードの道程に、
誰にも知られることなく朽ち果てたい」
と、野垂れ死に願望があった自分からは
考えられないことに直面しています。
今は、ひたすら生に執着し、
DNAを残そうと懸命なのですから。
カッパちゃんとふたりでもいい。
その腹は据わっているから、
やるだけやってみようと思うんだけどね。
誠に物入りな春です。